酪農のお仕事
酪農の仕事の基本は毎日の搾乳と牛の世話です。
搾乳、牛舎の清掃、餌やり、仔牛の哺乳・育成を毎日行います。
搾乳
酪農の中でも最も基本的かつ重要な仕事のひとつでもある搾乳は、こちらの施設で1日3回行います。
20年以上前に建てた場所ですが、機械のメンテナンスと施設を綺麗に保つよう心がけており、長く美しく清潔に使い続けることができています。
牛舎の清掃
酪農では、牛たちがストレスなく健康に過ごすことができる環境を作ってあげることが大切です。
病気にならないように、寝床などを清潔に保つことが重要です。
鈴木牧場では餌やりや掃除はほとんど機械で行うので、力仕事という作業がほとんどありません。
牧場の仕事を始めたいと考えている方が、一番心配になるのが体力面だと思いますが、体力は特別重要ではありませんよ。
餌やり
餌やりも、牛たちが健康に過ごすための重要な仕事のひとつです。
牧草・配合・食品残渣（ビール粕・おから）などをTMRミキサーで混ぜて、トラクタで給与します。
メニュー表があり、誰が作っても同じ餌が給与できるので、牛たちも健康でたくさんの牛乳をだしれくれます。
哺乳・育成
自動哺乳ロボットを導入し、月齢ごとに群で管理しています。
子牛は体調を崩しやすいので、日々の観察・管理がとても重要です。
一生懸命に育てた子牛達は、私たち牧場の未来を作っていくのに、とても大切な存在です。
- 【季節について】
日本の季節は四季に分かれていますので、日本人としてとても風情のあることではありますが、酪農では夏場は暑さとの戦いでもあります。 - 牛舎内は扇風機を回していますが、非常に暑い状態が続きますので夏バテ対策をしっかりとして仕事に取り組みましょう。
1日の仕事の流れ（例）
6:00〜
朝一の業務は9：00頃まで搾乳。
その後10：00頃まで牛舎の掃除、餌やり、子牛の哺乳、育成を行います。
作業は複数人での担当性です。
次へ
14：00〜
昼の作業は朝と同じく牛が快適に暮らせるように、再び牛舎の清掃など朝と同じ作業を行います。
次へ
21：00〜
夜の作業は基本的に搾乳のみ行います。
